ハードカバー出版年 1992年The Tao of Pooh(本文158ページ)The Te of Piglet(本文257ページ)◆ あらまし: くまのプーさんを導師にして、そのままに暮らすこと、レット・イット・ビー!なこと、宇宙の背後にある天の理を感じつつ、人生をYes!と肯定していくこと。当時のベストセラーです。人生の機微(東洋哲学、道教をとおして)がテーマなので、この本の推奨年齢は、アメリカでも18才以上。とはいえ、難しい単語はなく、読みやすい英語だと思います。◆ 著者について:カバー裏表紙の紹介によれば(写真あり)、ベンジャミン・ホフ氏は、プロ書き手になる前は、日本の庭の剪定家だった。ウィキによれば、剪定の修行を2年間したそう。さらに日本の茶道の資格もお持ちです。◆ 挿絵(写真あり): 随所にあります。挿絵ページを開いて飾っておきたいくらい、すばらしいです。◆ 装幀(写真あり): カラー化粧カバーをとると、背はクロス張りで、古書の雰囲気。◆ 商品の状態: ケースに収まっていた2冊は、ほぼ新品のままです。洋書によくある紙の黄変も感じられない真っ白のまま。ケース天井部に凹部と、The Te of Pigletのカラー化粧カバーには凹部があります(どちらも写真あり)。ケース角には、紙のほころびもあります。ケースには、刷毛模様の汚れのようなものがありますが(写真あり)、そういうデザインだったようです。扉を開いたすぐにも、ページを上下に横断する、毛筆のいたずら書きっぽいデザインがあります。こちらも汚れではなくデザインです。2冊は、当時のベストセラー。The Tao of Pooh が1982年に発表され、その10年後に、姉妹本として書かれた、The Te of Piglet。1992年当時、ニューヨーク・タイムズベストセラーリストに、37週間も入る。The Tao of Poohはしばらく売れなくて、1992年の姉妹本により花開いた、スリーパーヒットになった経緯。どちらの本も奥付ページを確認しましたが、1992年のハードカバーボックスセットの初版本っぽいです。当時アメリカ赴任中でしたのでその時に買ったのか、帰国後に買ったのか、まったく思い出せない(^_^;) このハードカバー版は、現在絶版になっています。