柳宗悦が1931年から1951年の間に発行した雑誌『工藝』の第74号です。雑誌『工藝』は日本民藝協会の機関誌で、思想家 柳宗悦を中心に昭和6年1月に創刊され、昭和26年の120号をもって終刊しました。柳らが新しく見出した工芸品が次々と特集され、型染・織物・漆絵・版画など多彩な工芸手法で装幀されました。また、中の用紙は厳選された各地の手漉き和紙を使用し、さらに小間絵(挿絵)も芹沢銈介をはじめ民藝運動の同人たちが担当しました。【目次】蓑のこと:柳挿絵略註:柳工藝随想其の一:此木どうしたら美しさが分るか:柳昔エツクハルトと云う中世期の坊さんが「知り得る神があったら神とは思うな」と注告したことがあります。新興民藝雑感:吉田璋也絹染の研究:横島直道雑録柳寄付報告お知らせ・帙ができた会員募集日本民藝館・展覧会案内・現代日本民窯展観地図李朝陶磁図譜・編輯柳宗悦・日本民藝協会柳宗悦著英文「日本の民藝」Folk-Crafts in Japan香墨紙筆・法帳其他・西欧工藝・鳩居堂関西売店・新着・たくみ工藝店絵本どんきほうて華厳譜寿岳「書物」、柳「茶道を想う」芹澤銈介氏案特製「工藝」の帙・申込所・日本民藝協会装幀:芹沢銈介型漆:鈴木繁男扉絵及び小間絵:棟方志功表紙:雲州岩坂用紙:野州鳥山#柳宗悦#棟方志功#芹沢銈介#三代澤本寿#雑誌工藝#日本民藝館